日本の平均寿命が延び、高齢社会になった今、定年後も働き続けている人も多い。
では、定年後に再び働く人はどのような理由で働いているのだろうか。
生活費や扶養費、将来の生活資金のために働いている人が多いのが現状だ。
高齢社会となり、将来の生活に不安を感じている人も多い。また、健康のために働いている人もいる。
働くとなると、規則的な生活をすることになる。
また、職場の人とのコミュニケーションをとりながら、やりがいや達成感を味わえ、精神的にも肉体的にも健康な状態を保つ事が可能だ。
さらには、企業に属することで健康診断を受けることができ、病気を早い段階で発見し、治療ができる。
他にも、仕事を辞めると社会との繋がりが急に絶たれたような気持ちになり、孤独を感じる人もいるだろう。
そこで再び仕事をすることで、社会との繋がりを感じながら、達成感や幸せを感じたいと言う理由から仕事をする人もいる。
また、自分が生き甲斐としている趣味を続けるために働いている人もいる。
これらのように、自分たちの生活費や、将来の生活資金で働いている人もいるが、高齢者にとって怖いのが認知症である。
原因はさまざまであるものの、日常で行っていた動作が少なくなることで、身体や精神機能が落ちてしまうことが原因だと言われている。
働くことで、体にも心にも刺激を与えてくれる。
また、人と接したり仕事をする上で集中したり考えると言った行動が、認知症の予防になっている。
このようなメリットもあるため、定年後も積極的に働いているという人も多い。