いろいろなパターンがある定年後の理想の過ごし方

超高齢化社会と言われているが、最近は元気な高齢者が多い。
60歳で定年となっているが、その定年後をいかにして過ごすかが課題となっている。

今の60歳は見た目もかなり若く、元気が有り余っているため定年を迎えても働き続ける人が多い。
60歳を過ぎると非正規雇用となることが多いが、働けば収入が得られ、家計の大きな助けにもなる。
気力や体力に問題が無いのなら、定年後も働くという選択肢があっても良いだろう。
定年を迎えたら家でのんびり過ごそうと考えている人もいるかもしれないが、そんな生活はほんの数日で飽きてくる。
それに、だんだんと家族からも疎ましく思われることにもなるだろう。
「何もすることが無いのなら、家事をやって欲しい」とか「毎日家に居られると息が詰まる」と言われることにもなりかねない。

せっかく自由な時間を手に入れたのだから、定年後の理想の過ごし方を考えてみよう。
もう少し働きたいと考えたのであれば、今までとは違う職種で働いてみることをお勧めする。
新しい知識を得ることができるからだ。
また、ボランティアに参加してみるのも良いだろう。
子どもの登下校の見守りやゴミ拾いなど、地域の活動に参加してみよう。
運動不足解消効果や社会貢献にもつながる。
そして、今までやりたかったが仕事が忙しくてできなかった趣味にチャレンジしてみるのもおすすめだ。
アウトドア派ならキャンプや登山、ツーリング、インドア派なら映画鑑賞や音楽鑑賞などに没頭してみよう。
定年後は人や社会との関わりが薄くなりがちだが、その関わりを持ち続けるようにすると理想的な定年後が過ごせるだろう。